薄毛治療に通っていた夫の転勤による引っ越しに伴い、京都でAGAクリニックに勤めている私も職場が変わることになり、忙しく慌ただしい毎日を送っていた時のこと。引っ越しから3週間ほど経過してようやく仕事もひと段落し、時間をみつけて美容院へ行くと、美容師さんから言われたのが「円形脱毛症になってますよ」という衝撃の一言。幸い抜けた場所が長い髪に隠れる部分だったので、自分では全く気付かず周囲の人から指摘されることもありませんでした。美容師さんに教えてもらい鏡で確認すると、右の後頭部に100円玉大の見事な円が・・。早めに病院で診てもらった方がいいとのアドバイスをいただき、慌てて皮膚科に駆け込みました。
やはり一番の原因は、ストレスが重なったことらしいです。さらに振り返ってみると、忙しさから食事時間も不規則で栄養も偏りがちの日々。まだ初期の段階だったので、患部に塗布する外用薬で治療することになりました。もっと悪化した場合には、内服薬の服用やステロイドの投与などの治療が必要になるとの旨を聞き、早い段階で美容師さんに見つけてもらい病院にかかってよかったと安堵しました。
円形脱毛症はどちらかというと男性に多いイメージがあったのですが、女性でも子どもでも起こる症状。酷くなると多発したり全頭に広がってしまうこともあるとか。円形脱毛症の治療は保険が適用されるので、気が付いたらすぐに医師に診てもらうことが大切です。