育毛のためにはオメガ3が必要

過剰な皮脂分泌は毛穴をつまらせて男性型脱毛症の原因になります。脂質の摂りすぎは皮脂分泌を増やします。脂質が多い食品を食べすぎると皮脂分泌が増えるのですが、脂質の摂取を極端に控えてしまっても、抜け毛を増やすことになります。

 

人間には体内で作ることができないので食事から摂取しなければならない必須脂肪酸があります。それが、オメガ3とオメガ6です。日本人が不足しがちなのはオメガ3です。オメガ6は大豆油やコーン油などに含まれていて、普段の食事で摂れています。

 

オメガ3は細胞膜の原料になり、潤いとツヤのある肌や髪を作る働きをします。不足をすると頭皮が乾燥をして、頭皮環境が悪化をします。オメガ3は魚に多く含まれているのですが、魚の摂取量が減少傾向で、日本人は不足しているといわれています。

 

魚の中でも白身魚よりも青魚にオメガ3が多く含まれています。その他の食品では、亜麻仁油、しそ油、えごま油、クルミ、チアシードなどにも多く含まれています。