薄毛でも決まる!ワックスを使ったヘアセット術

薄毛が気になり始めても、ワックスを上手に使えば、おしゃれでボリューム感のあるヘアスタイルを作ることは十分に可能です。ここでは、薄毛でもかっこよく決まる、ワックスを使った具体的なヘアセット術をいくつかご紹介します。1. トップにボリュームを出す王道スタイル:まず、ドライヤーで髪の根元をしっかりと立ち上げるように乾かします。特にトップの部分は念入りに。次に、軽い仕上がりのマット系またはクレイ系のワックスを少量手に取り、手のひらでよく伸ばします。髪の内側から、根元近くを揉み込むようにしてワックスを馴染ませ、トップに高さを出します。毛先は指でつまんで束感を作り、自然な動きを出しましょう。サイドはタイトに抑えると、よりトップのボリュームが際立ちます。2. M字部分をカバーする流しバングスタイル:M字部分の薄毛が気になる場合は、前髪を少し長めに残し、斜めに流すスタイルがおすすめです。ドライヤーで前髪を流したい方向に乾かしながら、根元を立ち上げます。軽いファイバーワックスなどを少量使い、前髪全体に薄く馴染ませ、毛流れを整えます。M字部分にかかる髪をふんわりとさせ、自然にカバーするように意識しましょう。分け目はくっきりつけず、ぼかすのがポイントです。3. 頭頂部の薄毛を目立たせないソフトモヒカンスタイル:頭頂部の薄毛には、視線を中央に集めるソフトモヒカンが効果的です。サイドとバックを短めにカットし、トップに長さを残します。ドライヤーでトップの髪を中央に寄せるように乾かしながら立ち上げます。セット力のあるマット系ワックスなどを使い、トップの毛束をしっかりと立たせ、毛先を遊ばせます。サイドは抑えめにスタイリングすることで、メリハリのあるシャープな印象になります。4. パーマ風無造作スタイル:髪全体に動きを出して、薄毛部分をカモフラージュするスタイルです。髪が細くペタッとしやすい方は、ゆるめのパーマをかけると、よりスタイリングしやすくなります。ドライヤーで全体をラフに乾かした後、軽いクリームワックスやムースなどを髪全体に揉み込み、無造作な動きと束感を作ります。特定の方向に整えすぎず、自然なハネやカールを活かすのがポイントです。これらのヘアセット術は、あくまで一例です。自分の髪質や薄毛の状態、そして目指すスタイルに合わせて、色々と試してみて、自分に合った方法を見つけることが大切です。